故城間和行さん遺稿集『魂輝』
久保新開のとある路地の角に、「A-トレイン」という粋なショットバーがありました。
他所で飲んだ帰りにカウンターに座ると、黙っていてもキンキンに冷えたマルガリータが出てきました。
グランドピアノと高田三徳さんの大きな油彩画と静かに流れるジャズ。
何よりもマスターの存在が一番の癒しでした。
そのマスターこそ、ご存知の元尾道市議会議員の城間和行さんです。
いつも寡黙で、こちらからしゃべると穏やかに微笑みながら訥々と語るその口調が私はとても好きでした。
その城間さんは昨年9月1日、58歳という若さで短い人生を駆け抜けましたが、このたび彼の遺稿集『魂輝』が奥様の早苗さん達の手によって発刊されました。
一気に読ませていただきましたが、体制や時流に媚びへつらうことなく真っすぐに生きた彼の人生に圧倒されました。
皆さんぜひ読んでみてください。
入手は、0848-37-8674(城間早苗様宅)にご連絡ください。
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