「五足の靴」と唐津「洋々閣」
明治40年夏、与謝野鉄幹、北原白秋らの青年文士達が約1か月間九州を旅した「五足の靴」という本があります。
その足跡を辿った森まゆみの「『五足の靴』をゆく~明治の修学旅行」という本を読んでいると、唐津に「洋々閣」という旅館があり、旅館もいいがそこの女将が素晴らしいということを知りました。
一度、唐津の中里太郎右衛門の陶房も行ってみたかったので、先日コロナが落ち着いているので行って来ました。
残念ながら、女将はご高齢のため現役を退かれていてお会いできませんでしたが、建物の雰囲気、おもてなし、料理など素晴らしい一夜を過ごすことができました。
とても古い旅館ですが、私のような高齢者にはホッとできる、また行ってみたい旅館でした。