院長コラム

院長コラム

日々の出来事や季節の移り変わり、病院周辺の事など、院長コラムとしてご紹介します。このコラムを通じて、くさか整形外科や私の事をより多くの方に知っていただければ幸いです。

院長コラム一覧

「五足の靴」と唐津「洋々閣」

明治40年夏、与謝野鉄幹、北原白秋らの青年文士達が約1か月間九州を旅した「五足の靴」という本があります。
その足跡を辿った森まゆみの「『五足の靴』をゆく~明治の修学旅行」という本を読んでいると、唐津に「洋々閣」という旅館があり、旅館もいいがそこの女将が素晴らしいということを知りました。
一度、唐津の中里太郎右衛門の陶房も行ってみたかったので、先日コロナが落ち着いているので行って来ました。
残念ながら、女将はご高齢のため現役を退かれていてお会いできませんでしたが、建物の雰囲気、おもてなし、料理など素晴らしい一夜を過ごすことができました。
とても古い旅館ですが、私のような高齢者にはホッとできる、また行ってみたい旅館でした。

カワハギ釣り

先日、穏やかな秋の一日、カワハギ釣りに行って来ました。
これまでウマヅラハギ釣りは何度か経験がありますが、カワハギ釣りは生まれて初めてです。
YouTubeでいろいろ研究して準備したのですが、直前になってリールが壊れたりして何だか嫌な予感がしていました。
案の定、少し緊張して釣ったのが悪かったのか私は9匹しか釣ることができず、一番多く釣った人の半分以下でした。
一日中精神を集中して当たりを取る釣りなので、さすがにぐったり疲れました。
ただ、薄造りの肝和え、煮魚、鍋など、どの料理も素晴らしい味でした。
これだけ美味しいのですから、ぜひもう一度チャレンジしたいものです。

稔りの秋、収穫始まりました

長い大雨、それに続く暑い毎日、そして急な寒さ。
今年は季節が全く予測できませんでしたが、何とか稔りの秋を迎えることができました。
まず、昨日はサツマイモを収穫しました。
春、畑の空いたところに5、6本苗蔓を植えて放置していただけですが、ごらんの収穫です。
昔は恐慌作物と言われただけのことはあります。
これからの食糧難の時代を乗り切るのはこれでしょうね。
少し面倒ですが、芋蔓もキンピラにすると美味しいですよ。

スダチ

秋の味覚の代表であるサンマやマツタケに欠かせないのがスダチです。
わが家にはスダチが1本植えてあり、冬に剪定したり寒肥をやって、年に1~2回予防するだけで、毎年消費しきれないほどの実が収穫できます。
娘達に送ったり、職員や知人に進呈したりしています。
スダチは徳島の特産で万葉の頃から栽培されていたようです。
真偽のほどはわかりませんが、江戸時代には藍とともにその苗木を阿波から持ち出すことが固く禁じれれていたとも言われています。
酢橘(すたちばな)から「スダチ」とよばれるようになったそうで、そのさわやかな酸味が特徴です。
サンマやマツタケは高価になってしまいましたが、漬物、酢物、汁物、サラダなど何にかけても味の引き立つ、これこそ秋の恵みです。

久しぶりの青物釣り

先日、約半年ぶりに青物釣りに出かけました。
船で走ること約1時間半。
小イワシの群れを探しては、40g程の小さなジグという仕掛けを落としてひたすら巻き上げるだけの単純な釣りです。
しかし、これが釣れるんですね。
ハマチ、ヤズ(ハマチの仔)はもちろん、タイ、そして私は大本命のサワラも2本釣り上げることができました。
写真は知り合いの船長を含めて総勢6名の釣果です。
サワラは約80㎝で身も厚く、さっそく炙りにしていただきましたが、脂がのって最高の美味しさでした。
ちなみにネギ、スダチ、ポン酢全て自家製です。

イチジク最盛期

イチジクは好きですか。
私達夫婦は大好きですが、子供たちは今一つです。
どうも若い人達にはイチジクはあまり人気がないようですね。
果樹園のイチジクは、テッポウムシ(ゴマダラカミキリ)の被害がひどく枯れたりして、現在収穫可能なのは洋種(バナーネ)2本、和種1本です。
今年、洋種は収穫時期に雨とカラスの食害がひどく全く収穫できず、残った1本の和種も盛夏に気温が上がらなかったのでなかなか熟さなかったのですが、ここに来て毎日食べきれないほど収穫できるようになりました。
毎朝スムージーにしたりして消費していますが、とても食べきれません。
知人が喜んでもらってくれるので助かっています。

この野菜の名前知っていますか?

夏野菜がそろそろ終わりに近づいて来ました。
今年はなにやかやと雨量が多かったせいか、葉物野菜が例年になく元気です。
モロヘイヤ、三つ葉、パクチー、オカヒジキ、大葉、オカノリ、空芯菜、それとこの野菜です。
何という名前の野菜か知っていますか。
この紫色の野菜は「金時草(キンジソウ)」といって、金沢の郷土野菜いわゆる加賀野菜の一つです。
葉の裏の色が金時(キントキ)芋の色によく似ていることからこのように呼ばれるようになったそうですが、東南アジア原産のキク科の多年草です。
これが沖縄では「ハンダマ」、熊本では「水前寺菜」、愛知県では「式部草」と呼ばれます。
ゆでると少しぬめりが出てお浸し、あえ物には最高です。
あまり市場には出回っていないと思いますが、お店で見かけたら一度買ってみてください。

ブルーベリー

約10年前から、ブルーベリーを3本育てています。
夏には水をやったりたまに草を抜いたり、冬には剪定したり肥料をやる程度ですが、毎年沢山収穫できます。
ただ鳥たちにも大好物のようで、ヒヨドリやスズメが防鳥ネットの隙間からついばんで行きます。
鳥と競争で、一粒一粒手で収穫した紫の宝石は、家人が一生懸命ジャムに加工してくれます。
甘さ控えめなので職員や知人や娘達の家族にはとても好評です。
今回はとても大量なのでケーキ造りの達人にほとんど進呈しました。
ケーキになって戻って来るのを楽しみにして・・・。

夏野菜の最盛期

真夏の太陽が照り付け、うだるような暑い毎日が続きますが、今は夏野菜の最盛期です。
毎日収穫する野菜は食べるには多すぎて、職員に持って帰ってもらったり、娘達の家族に宅急便で送ったりしています。
日光を一杯浴びた野菜はどうやって食べても抜群の美味しさです。
今、一番気に入っているのは、我が家の特製「夏野菜ラーメン」です。
作るのは簡単で、市販のインスタント塩ラーメンに火を通した夏野菜を載せただけですが、これが旨い!
ぜひ試してみてください。

夜釣り

最近は、月に2回夜釣りに出かけています。
いつも非常に潮の流れが速い所に錨を下ろして釣るので、そこは小潮でしかも夕方から深夜にかけて下げ潮の、潮止まりの前の数時間しか釣りになりません。
従って、曜日に関係なく、天気がよく風がなければ、仕事が終わってから出漁です。
いまのところ3カ月連続で出かけていますが、なかなか思う所に船を固定できず、船長ともども悪戦苦闘しています。
それでもメバル釣り用の細い竿と細い仕掛けで釣るのはなかなかスリリングです。
タイ、アコウ、スズキ、ヤズ(ハマチの仔)、サバ、イサキ、メバル、ホゴ(カサゴ)、アジなど何が釣れるか分かりませんので、釣果は少なくても楽しいものです。
写真は最近3回の釣果です。
次の日少し眠いですが、楽しいので止められません。

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