院長コラム

院長コラム

開院して30年以上経ちましたが、日々の診療以外にも様々な出来事がありました。
これからも色々なことが起こると思いますので、この「院長コラム」でブログ風に紹介してゆきたいと思います。

趣味のこと、四季の移ろい、思わず感激したこと、初めて知ってびっくりしたことなどをなるべく画像を添えて掲載しますので、ご覧になってみてください。

院長コラム一覧

盛夏

今年の夏の暑さは尋常ではありませんね。
特に尾道は雨が全く降らず、いわゆる「旱(ひでり)」ですね。
昔であれば竜王山に登って雨乞いの儀式をするところですが、梅雨時の雨で渇水の心配は無さそうです。
ということで夏野菜はほどほどに収穫出来ています。
そして、当院の駐車場の傍にはハイビスカスが咲きました。
ただ、毎日の水遣りが大変です。

川瀬巴水展(続き)

先日の「川瀬巴水展」が素晴らしく、2週間後にもう一度県立美術館に行って来ました。
巴水は日本的な美しい風景を求めて日本各地を旅し、旅先での写生を原画として数多くの版画作品を発表しています。
「旅情詩人」「旅の版画家」「昭和の広重」などとも呼ばれているそうです。
これは今回販売していた絵葉書の中にあった尾道近隣の作品です。
「尾之道千光寺の坂」「雪の宮島」「出雲松江(おぼろ月)」の3作品です。
大正時代の尾道はこんなに雪が降ることもあったのですね。

広島東照宮

先日、広島での会議が続きホテルに一泊した朝、以前から気になっていた「広島東照宮」に参詣して来ました。
東照宮といえば徳川家康を祀る神社ですが、本宮の「日光東照宮」、遺体を祀る静岡の「久能山東照宮」が有名でこれは既に参詣しました。
しかし、全国には徳川・松平一門らの大名達が各地に造営した東照宮が沢山あり、一時は約700社、現存するものだけでも約130社あるそうです。
「広島東照宮」は家康の三女・振姫が当時の浅野藩主に嫁いでいたことから、家康の33回忌に広島城の鬼門の方向に当たる双葉山の山麓に造営されたのだそうです。
こじんまりとしていい雰囲気でしたが、山陽自動車道と広島駅をつなぐ双葉山トンネルが開通すると騒々しくなりそうです。

川瀬巴水展

先日、広島であった同門会に出席したついでに、広島県立美術館れ開催されている「川瀬巴水展」に行って来ました。
川瀬巴水(明治16年~昭和32年)は衰退の一途をたどっていた浮世絵版画を復興し、新しい浮世絵版画家として活躍した方で、もともと日本画家で鏑木清方の弟子だったようです。
海外では非常に人気があり、葛飾北斎、歌川広重と並び称されているほどです。
NHKではスティーヴ・ジョブズが彼の版画と出会って美的センスに大きな影響を受けたと放送されていました。
私の個人的な感想ですが、彼の作品は、「雨」「夜の闇と灯」そして「雪景色」が本当に素晴らしい。
写真は『馬込の月』『芝増上寺』『小千谷旭橋』の3点です(絵葉書から)。

小林韜光先生

私が約18年間書道を教えて頂いている小林韜光(とうこう)先生は、日展入選30回という尾道ではほとんど例のない素晴らしい経歴の書道家です。
本年1月に記念すべき「第20回韜交会展」を開催しましたが、その際に先生が出品された軸装の書が本当に素晴らしく、無理を言って引き取らせて頂きました。
『鶴舞』という書で、先生が30歳代の最も力がみなぎっていた頃の作品だそうです。
額装にして自宅玄関に飾らせて頂いていますが、間違いなく我が家の家宝になります。
医院にも展示して患者の皆様に観て頂きたいとも考えています。

第53回広島医家芸術展

今年も「広島医家芸術展」が開催されています。
先日、広島県医師会館での会議に出席した際、1階ホワイエでの展示を観て来ました。
時間が余り無くゆっくり鑑賞する余裕はありませんでしたが、書道は今年も会館の玄関すぐのところに展示されていました。
年々、書道の出品作品が増えていて嬉しい限りですが、私の作品の稚拙さが目立ってしまいました。
「晴耕雨読」私の座右の銘ですが、字が貧弱でした。
市内開業医の先生の絵なども展示されています。
4月30日までの開催ですので、広島に行くついでがあればぜひご覧ください。

カープ応援弁当

今年もまた、プロ野球が開幕しましたね。
新型コロナウィルス感染症がまん延して以来、丸3年間マツダスタジアムには足を向けていません。
チケットは職員や知人が喜んでももらってくれますので、それはそれでいいのですが、今年は新井監督の門出の年ですので、ぜひ美味しいビールを飲みに行きたいものです。
開幕時には負け試合ばかりでしたが、このところ強い時のカープの試合運びが戻って来たようですね。
先日、市内某料亭が毎年予約販売する「カープ応援弁当」を奮発しました。
見かけだけでなく、とても美味しかったですよ。

三成盆地に春が来た

同じ尾道でもここ三成は盆地のため、冬は海岸べりと比べて1~2度気温が低く、そのぶん春の訪れも遅れます。
この数日間気温がとても高く、今朝外に出てびっくりしました。
花壇に花が咲いているは、牡丹やブルーベリーの蕾は膨らんでいるは、土筆はにょきにょき生えているはで一気に春が来たようです。
いよいよ畑仕事のシーズン到来です。

今は野菜の端境期

三寒四温。静かに早春の雨が降ったり、冷たい北風が吹いたりを繰り返しながら、少しずつ春の気配が感じられるようになって来ました。
わが家の梅の木もちらほら白い花をつけ始めました。
しかし、まだ畑は真冬のままで、ほとんど何も収穫できません。
それでもあれこれ探すと、土の中や、枯れた野菜の陰からこれくらいは収穫出来ました。
冬の恵みです。
ホウレンソウなどは売っているものと違って、本当に甘くて美味しい。

大宰府

先日、福岡の整形外科研修会に出席しましたが、夜はイカの活造りの店で美味しい地酒とお魚をいただきました。
以前「親不孝通り」にあった学生やサラリーマン相手の店ですが、随分おしゃれなお店になっていました。
翌日、朝早く西鉄に乗って大宰府に行って来ました。
参道のお店もまばらにしか開いていませんでしたが、ゆっくり参詣し、孫たちにお守りを買うことができました。
残念ながら期待していた「飛梅」の蕾はまだ固いまま。
しかし、焼きたての「梅ヶ枝餅」はとても美味しく、買って帰った「梅ひじき」はご飯のお供に最高でした。
帰る頃にはさすが受験シーズンだけあって、ものすごい人出となり、大陸からの観光客も随分大勢見かけました。
もちろん昼は博多ラーメン。

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