「第21回 韜交会展」
先週3日間、尾道市土堂町商店街のまちなか文化交流館(Bank)で、私たちの書の師匠である小林韜光(とうこう)先生の社中展を開催しました。
この建物は旧住友銀行をリノベーションした天井が高くてとても明るい展示場でした。
商店街は観光客であふれ、会場にもたくさんの方に来ていただきました。
みんな楽しみながら書いた作品で、バラエティに富んでいてとても好評でした。
私も「疾風勁草」の額装、「岳樺」の軸装、それに昨年市美展に出品した2行書きの漢詩の額装の3点出品しました。



日々の出来事や季節の移り変わり、病院周辺の事など、院長コラムとしてご紹介します。このコラムを通じて、くさか整形外科や私の事をより多くの方に知っていただければ幸いです。
先週3日間、尾道市土堂町商店街のまちなか文化交流館(Bank)で、私たちの書の師匠である小林韜光(とうこう)先生の社中展を開催しました。
この建物は旧住友銀行をリノベーションした天井が高くてとても明るい展示場でした。
商店街は観光客であふれ、会場にもたくさんの方に来ていただきました。
みんな楽しみながら書いた作品で、バラエティに富んでいてとても好評でした。
私も「疾風勁草」の額装、「岳樺」の軸装、それに昨年市美展に出品した2行書きの漢詩の額装の3点出品しました。
先日、広島の整形外科講演会のついでに、県立美術館の「日本伝統工芸展」に行ってきました。
もちろん素晴らしい作品ばかりですが、少し気になったのは人間国宝の方の作品が何だかこじんまりとしていることと、人間国宝の名前を引き継いだ方の作品が今一つということです。
逆に言えば、無名の若い人達の作品が極めて素晴らしいということでしょうか。
次いで県民文化センターの「広島医家芸術展」も覗いてみました。
こちらは年々出品するメンバーが減って(特に絵画)、一人で何作品も出さないと開催できないような状態になって来ているようです。
幸い、書を出品する人は少しづつ増えているようで安心しました。
私の作品は 「木葉動秋聲」(木葉、秋声を動かす) です。
静岡土産といえば「うなぎパイ」ですがこれは浜松土産で、私の一押しは「あべ川餅」です。
先日誕生した7人目の孫の顔を見に静岡に行ったついでに、安部川の畔にある老舗『石部屋』に寄り、土産に買って帰りました。
ここは創業文化元年ということですから実に約200年前です。
店構えも創業当時とあまり変わらない雰囲気なのでびっくりしました。
「あべ川餅」は、慶長の頃に徳川家康が笹山金山の巡検に行った際に餅を献上したところ家康が喜び、「安部川の金な粉餅」から「安倍川餅」が始まったようです。
これから何百年も続いて欲しいお店の一つです。
先日本当に久し振りに、マツダスタジアムへカープの応援に行って来ました。
ナイターでしたが、むちゃくちゃ暑く、1点差の何とも重苦しい試合でしたが、何とかねばり勝ってバンザイして来ました。
打てないのに勝つという、まるで昔の広商野球を観るようでした。
しかし、ナイターを観戦しながらのビールはやはり最高ですね。
先日、広島の八丁座で映画「ディア・ファミリー」を観て来ました。
これは、先天性心疾患(三尖弁閉塞症)の娘を持つ借金まみれの町工場の親父が、娘のために私財を投げうって人工心臓を研究開発する物語です。
結局実用化までには至らず、娘さんは享年23歳で他界しますが、それでも国産初の大動脈内バルーンパンピングという心臓機能の補助に使うカテーテルの開発に挑戦してこれを成功させてしまいます。
このカテーテルによりこれまで世界で17万人の重篤心臓病患者が救われているそうです。
この原作は清武英利の「アトムの心臓」(文春文庫)で、ここにに出て来る開発の実質的協力者である吉岡行雄という医者は、実は広島大学で一緒に学んだ私の同級生です。
奥さんと2人の姉妹の家族愛、そして何があってもあきらめず前に向かって進んで行く姿勢がとても素晴らしい作品ですので、映画も原作もぜひご覧ください。
今年は梅雨入りが遅く、梅雨の合間にも猛暑の日が続いたためか、夏野菜の不調が伝わってきます。
我が家では少しづつ早く植え付けたり、種蒔きをしたおかげか、今のところ順調に収穫出来ています。
採れた野菜は、職員、知人、子ども達の家族が喜んで食べてくれるので嬉しい限りです。
これから暑くなると野菜がとても美味しくなりますが、害虫、病気で見かけのいいものは採れません。
しかし、口に入れる物には余り農薬は使いたくありませんね。
当院を開院した際に3本のケヤキを植えました。
街路樹のような窮屈な剪定をしなかったのでのびのびと茂り、30年の年月とともに幹は一抱えにもなりました。
夏は涼しい木陰を作ってくれ、冬には陽射しを通して美しいシルエットを見せてくれました。
しかしながら、落ち葉の量が半端でなく、職員は落ち葉掃除にため息の毎日でした。
落ち葉は堆肥作りに利用していましたが、今回1本の幹に腐蝕が見つかり安全のために全て伐採しました。
落ち葉の心配もなく院内も明るくなったのですが、何だか喪失感が強く、まだ慣れることが出来ません。
やはり存在感の大きな3本のケヤキでした。
先日、広島県医師会館で会議があったので、始まる前に1階ホワイエで開催されている「第55回広島医家芸術展」を観て来ました。
いつものように書の作品は入口玄関に展示してありました。
年々書の数は増えていて嬉しいのですが、絵画の展示が減って少し寂しい感じでした。
残念ながら、今回も自分の作品は反省点ばかりです。
決して手は抜いていないのですが・・・。
久保の海に面した「竹村家」という料亭旅館があるのはよくご存じのことと思います。
先日、学生時代から家族ぐるみで仲良くしている夫婦が宿泊したので、一緒に楽しい食事をしました。
「竹村家」は小津安二郎監督の映画「東京物語」のロケ地であるだけでなく、監督、笠智衆、原節子、香川京子らが宿泊していたそうです。
私達は嬉しいことに原節子が宿泊していた部屋で食事をすることが出来ました。
この度、所有する当時の写真が数量限定で絵葉書になり、シリアル番号の入ったセットを頂きました。
尾道市医師会「廿日会」の会場として、2階の大広間で毎月酒を酌み交わしながら病診・診々連携を行なっていましたが、残念ながらコロナ以降は中止しています。
本当に久し振りにアコウ(キジハタ)釣りに出ました。
来島海峡付近は、普段は潮流が激しくて釣りになりませんが、小潮で風も波もない絶好の釣り日和でした。
1匹でも釣れればいいという謙虚さが良かったのか、大きさでも数でも大満足の釣果でした。
海の難所と言われる来島海峡大橋を、このアングルから見ることの出来るのも嬉しいごほうびでした。
釣ったアコウはさっそく刺身としゃぶしゃぶで美味しく頂きました。