3本のケヤキ
当院を開院した際に3本のケヤキを植えました。
街路樹のような窮屈な剪定をしなかったのでのびのびと茂り、30年の年月とともに幹は一抱えにもなりました。
夏は涼しい木陰を作ってくれ、冬には陽射しを通して美しいシルエットを見せてくれました。
しかしながら、落ち葉の量が半端でなく、職員は落ち葉掃除にため息の毎日でした。
落ち葉は堆肥作りに利用していましたが、今回1本の幹に腐蝕が見つかり安全のために全て伐採しました。
落ち葉の心配もなく院内も明るくなったのですが、何だか喪失感が強く、まだ慣れることが出来ません。
やはり存在感の大きな3本のケヤキでした。