久しぶりのマツダスタジアム
先日本当に久し振りに、マツダスタジアムへカープの応援に行って来ました。
ナイターでしたが、むちゃくちゃ暑く、1点差の何とも重苦しい試合でしたが、何とかねばり勝ってバンザイして来ました。
打てないのに勝つという、まるで昔の広商野球を観るようでした。
しかし、ナイターを観戦しながらのビールはやはり最高ですね。
日々の出来事や季節の移り変わり、病院周辺の事など、院長コラムとしてご紹介します。このコラムを通じて、くさか整形外科や私の事をより多くの方に知っていただければ幸いです。
先日本当に久し振りに、マツダスタジアムへカープの応援に行って来ました。
ナイターでしたが、むちゃくちゃ暑く、1点差の何とも重苦しい試合でしたが、何とかねばり勝ってバンザイして来ました。
打てないのに勝つという、まるで昔の広商野球を観るようでした。
しかし、ナイターを観戦しながらのビールはやはり最高ですね。
先日、広島の八丁座で映画「ディア・ファミリー」を観て来ました。
これは、先天性心疾患(三尖弁閉塞症)の娘を持つ借金まみれの町工場の親父が、娘のために私財を投げうって人工心臓を研究開発する物語です。
結局実用化までには至らず、娘さんは享年23歳で他界しますが、それでも国産初の大動脈内バルーンパンピングという心臓機能の補助に使うカテーテルの開発に挑戦してこれを成功させてしまいます。
このカテーテルによりこれまで世界で17万人の重篤心臓病患者が救われているそうです。
この原作は清武英利の「アトムの心臓」(文春文庫)で、ここにに出て来る開発の実質的協力者である吉岡行雄という医者は、実は広島大学で一緒に学んだ私の同級生です。
奥さんと2人の姉妹の家族愛、そして何があってもあきらめず前に向かって進んで行く姿勢がとても素晴らしい作品ですので、映画も原作もぜひご覧ください。
今年は梅雨入りが遅く、梅雨の合間にも猛暑の日が続いたためか、夏野菜の不調が伝わってきます。
我が家では少しづつ早く植え付けたり、種蒔きをしたおかげか、今のところ順調に収穫出来ています。
採れた野菜は、職員、知人、子ども達の家族が喜んで食べてくれるので嬉しい限りです。
これから暑くなると野菜がとても美味しくなりますが、害虫、病気で見かけのいいものは採れません。
しかし、口に入れる物には余り農薬は使いたくありませんね。
当院を開院した際に3本のケヤキを植えました。
街路樹のような窮屈な剪定をしなかったのでのびのびと茂り、30年の年月とともに幹は一抱えにもなりました。
夏は涼しい木陰を作ってくれ、冬には陽射しを通して美しいシルエットを見せてくれました。
しかしながら、落ち葉の量が半端でなく、職員は落ち葉掃除にため息の毎日でした。
落ち葉は堆肥作りに利用していましたが、今回1本の幹に腐蝕が見つかり安全のために全て伐採しました。
落ち葉の心配もなく院内も明るくなったのですが、何だか喪失感が強く、まだ慣れることが出来ません。
やはり存在感の大きな3本のケヤキでした。
先日、広島県医師会館で会議があったので、始まる前に1階ホワイエで開催されている「第55回広島医家芸術展」を観て来ました。
いつものように書の作品は入口玄関に展示してありました。
年々書の数は増えていて嬉しいのですが、絵画の展示が減って少し寂しい感じでした。
残念ながら、今回も自分の作品は反省点ばかりです。
決して手は抜いていないのですが・・・。
久保の海に面した「竹村家」という料亭旅館があるのはよくご存じのことと思います。
先日、学生時代から家族ぐるみで仲良くしている夫婦が宿泊したので、一緒に楽しい食事をしました。
「竹村家」は小津安二郎監督の映画「東京物語」のロケ地であるだけでなく、監督、笠智衆、原節子、香川京子らが宿泊していたそうです。
私達は嬉しいことに原節子が宿泊していた部屋で食事をすることが出来ました。
この度、所有する当時の写真が数量限定で絵葉書になり、シリアル番号の入ったセットを頂きました。
尾道市医師会「廿日会」の会場として、2階の大広間で毎月酒を酌み交わしながら病診・診々連携を行なっていましたが、残念ながらコロナ以降は中止しています。
本当に久し振りにアコウ(キジハタ)釣りに出ました。
来島海峡付近は、普段は潮流が激しくて釣りになりませんが、小潮で風も波もない絶好の釣り日和でした。
1匹でも釣れればいいという謙虚さが良かったのか、大きさでも数でも大満足の釣果でした。
海の難所と言われる来島海峡大橋を、このアングルから見ることの出来るのも嬉しいごほうびでした。
釣ったアコウはさっそく刺身としゃぶしゃぶで美味しく頂きました。
先週土曜日にだるま市で全国的に有名な、三原市の神明市に行って来ました。
4年ぶりの開催とあってものすごい人出でした。
近くのスーパーの駐車場に入るまでに約1時間半の渋滞で、露店街はもう歩けないほどの人人人。
我が家は毎回なぜか三原だるまではなく高崎だるまを購入します。
神明さんに参詣しいろいろお願いして帰りましたが、果たしてご利益がありますでしょうか。
実は先日の東京ではどうしても訪れたい場所がありました。
それは以前よく通っていた神保町の古書店街です。
一番親しくしていた古書店に立ち寄った際に、レジ前の古本の山の上にこの絵を見つけました。
見た瞬間、動物画絵師の本山賢司さんの作品だとわかりました。
ほこりにまみれたその絵が余りにも素晴らしく、値段もお手頃でしたので、即購入しました。
本山さんは現代の動物画作家としてはずば抜けて優れており、そのフィールドワークに関する本もたくさん読ませてもらっています。
残念ながら、私の所蔵している本の原画ではありませんでしたが、手元に飾れて大満足です。
先日東京に行ったのは、日本の工芸家たちのすごい美術展があることを知ったからです。
日本橋近くの「三井記念美術館」で『特別展 超絶技巧、未来へ!~明治工芸とそのDNA』が開催されていました。
予想外の大混雑で、ゆっくり鑑賞することは出来ませんでしたが、とにかく驚きの連続でした。
本物と全く区別のつかない木彫や漆工、まるでレースの肌触り感の陶磁、今にも動き出しそうな金工、怪しく浮き上がって見える極繊細な切り絵などなど。
中でも大竹亮峯氏の「月光」は圧巻でした。
鹿角で作った月下美人の花弁が、花器に水を注ぐとまるで月明かりの下で静かに開花する月下美人そのもののようで、圧倒されました。