当院では開院以来、ジェネリック薬品はなるべく処方しないように頑張って来ました。
ジェネリック薬品は先発薬品とは似て非なる医薬品で、その構成原材料は異なり、安全性試験も全くされていません。
そういう安かろう悪かろう薬品を使用するように強制する政府の方針には全く賛成できません。
しかし、本年10月1日からはこれまでのきちんとした先発薬品とジェネリック薬品との差額を患者さんから徴収する「選定療養」というひどい制度が始まることになりました。
そこで、当院ではやむを得ず『一般名処方箋』を発行し、薬局方針と患者さんのご希望におまかせすることにしました。
薬局では恐らくほとんどジェネリック薬品が処方され、皆さんの薬剤費はかなり安くなることと思います。
もちろん、従来の先発薬品を希望された場合には薬局で対応して頂けると思います。
処方箋料は若干高くなりますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。